【12話】生きる上で、切っても切れない「活性酸素」とのお付き合い
「活性酸素」について語るには、
まずこの方を先に紹介する必要があります。
そう、「ミトコンドリア」さんです。
ミトコンドリア – Wikipedia
ミトコンドリア(mitochondrion、複数形: mitochondria)は真核生物の細胞小器官である。二重の生体膜からなり、独自のDNA(ミトコンドリアDNA=mtDNA)を持ち、分裂、増殖する。mtDNAはATP合成以外の生命現象にも関与する。酸素呼吸(好気呼吸)の場として知られている。
(Wikipediaより引用)
えーっと、
つまり、
どういうことだってばよ?というと、
ミトコンドリアは「酸素」を使って
人間が活動するためのエネルギーを作り出す細胞器官ってことです。
人間が呼吸をしないといけない理由は、
ミトコンドリアさんにエネルギーを作ってもらわないといけないからです。
でないと死んでしまいます。
で、
このミトコンドリアさんが
酸素を利用してエネルギーを作り出す過程で、
1~2%ほどの酸素が「活性酸素」に変わります。
…うん?
つまり、
「生きている限りは活性酸素は発生する」ということかな?
どうやら生物は、太古の昔からの進化の過程で、
効率よくエネルギーを作るランキングをした結果、
酸素を利用するようになったそうな。
だから、生きている限りは続くんです。
ずっと。
⇒【13話】人はなぜ老い、朽ち果てていくのか…その原因も「活性酸素」